PSGとレアル・マドリーが、マンチェスター・ユナイテッドで「特別な存在」と評される選手の獲得を競う

パリ・サンジェルマン(PSG)とレアル・マドリードが、マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに所属する16歳のJJ・ガブリエルの獲得を争っている。PSGが攻勢を強めており、ユナイテッドは選手を引き留めるのが難しい状況に直面している。

ガブリエルは、トップレベルのサッカーへ至るより明確な道筋を求めてオールド・トラフォードを離れたいと決断しており、この件はヨーロッパのアカデミー界で最も注目される話題の一つとなっている。

レアル・マドリードが依然として有力候補である一方、PSGは1月の移籍市場を前に獲得への取り組みを強めている。

PSGがレアル・マドリードの争奪戦に加わる

スペインのメディアによると、PSGもガブリエル争奪戦に加わり、現在は直接レアル・マドリードと獲得を競っているという。

さらに最新の報道では、両クラブがバルセロナやバイエルン・ミュンヘンを上回る位置につけたとされる。Football365は、レアル・マドリードとPSGがいずれも1月にガブリエルが移籍可能になるのに合わせ、合意に向けて動いていると伝えている。

ガブリエルの才能は、ユナイテッドのトップチームの選手たちからも既に高い評価を受けている。ブライアン・ムベウモは、彼を「something special(特別な存在)」と表現した。さらに、技術が高く、1対1にも自信があり、見事なゴールを決める力も備えていると語っている。

ユナイテッドにとって痛手となる理由

ユナイテッドにとって最も痛いのは、移籍金そのものではない。

ガブリエルはまだ16歳のため、補償金は彼が将来到達しうる価値と比べれば比較的小さなものになるとみられる。

彼は2025/26シーズンに優れた活躍を見せ、プレミアリーグU-18の年間最優秀選手に選ばれた。すでにトップチームとの練習にも定期的に参加している。

マイケル・キャリック監督は、彼を「big talent(大きな才能)」と公言しており、元監督のルベン・アモリムも彼の能力を称賛していた。

だからこそ、彼を失うことはユナイテッドのエリートアカデミー選手の育成ルートに関して、居心地の悪い疑問を投げかけることになる。10代の選手がトップチームでのプレー機会を保証されるべきだという理由はない。ただし、レアル・マドリードやPSGは大きなスポーツ面と経済面でのインセンティブを提示できる。

ユナイテッドのアカデミーの評判は、同クラブの最大の強みの一つであり続けてきた。ガブリエルが自身の成長にはほかのクラブの方が適していると考えるなら、クラブはその理由を理解しなければならない。

現時点ではレアル・マドリードが優位に立っているようにみえるが、PSGの台頭により、争奪戦は決着からほど遠い状況だ。

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