ユリアン・ナーゲルスマンが、マンチェスター・ユナイテッドが批判にさらされるマイケル・キャリック監督の後任を探す場合の最有力候補として浮上した。
ユナイテッドは水曜夜のチャンピオンズリーグでコモに1-4で敗れた。これで全大会通算7試合勝利なしとなり、キャリックは解任の瀬戸際に立たされているとみられる。
ロッカールームも失ったか
キャリックは選手たちの信頼も失っているようだ。ブルーノ・フェルナンデスはコモでの試合終了直後、指揮官の戦術に公然と疑問を呈した。その約1週間前には、マドリードでリサンドロ・マルティネスが驚くべき不満を爆発させたばかりだった。
クラブ内には依然としてキャリックを支持する声もあるという。一方で、キャリックが職を解かれた場合に備え、後任候補を絞り込んでいるとの報道が出ている。
本命はナーゲルスマン
英紙テレグラフは木曜朝、元ドイツ代表およびバイエルン・ミュンヘン指揮官のナーゲルスマンがキャリックの後任就任に前向きだと報じた。トークスポーツは、同氏にはすでにこのポストについて打診がなされているとしている。
ナーゲルスマンは夏にドイツ代表監督を退いて以来、フリーの状態にある。ドイツ代表はワールドカップの決勝トーナメント1回戦(ベスト32)でパラグアイに敗れていた。
ほかの候補者たち
監督市場は活況で、多くの名前が挙がっている。
アントニオ・コンテはチェルシーでプレミアリーグを制覇した経験があり、直近ではナポリを率いていた。ユナイテッドに売り込まれたと伝えられているが、テレグラフによれば同クラブの候補リストには入っていない。
ユナイテッドはブライトンのファビアン・ヒュルツェラーに関心を示していることが知られている。ただし、同監督が昨季に新たな長期契約を結んだため、獲得には高額な費用がかかるとクラブも認識している。
エディ・ハウは現在フリーで、サー・ジム・ラトクリフ氏が高く評価していると伝えられている。ただ、同氏が意思決定にどれほど影響力を持つかは不透明だ。ハウは今夏のニューカッスル退団時に、しばらくサッカー界から離れたいとも語っていた。
アストン・ヴィラのウナイ・エメリも、ザ・アイ・ペーパーが「理想の候補」と評している。昨季にヴィラをヨーロッパリーグ優勝に導いた実績があるが、バーミンガムから引き抜くのは難しいとみられている。
コモのセスク・ファブレガスは、意表を突く選択肢として以前に名前が挙がっていた。しかし、ユナイテッドを4-1で破った直後に同クラブの監督を引き受ける可能性は、極めて低い。
運命のボーンマス戦
ユナイテッドは日曜、ホームでボーンマスと対戦する。それまでに決断が下されなければ、この一戦がキャリックの去就を左右する可能性がある。