ジェームズ・マディソン、約18カ月ぶりのトッテナムでの先発出場で見事なゴールを決め、チームは今季プレミアリーグ初勝利を飾る

ジェームズ・マディソンは、約18カ月ぶりの先発出場で見事なゴールを決め、トッテナムの今季プレミアリーグ初勝利に貢献した。試合後、29歳のプレーメーカーは「このクラブのために、まだまだ与えられるものがある」と語った。

マディソンは北ロンドンで行われたコヴェントリー戦で3-1の勝利に大きく貢献した。遠めの位置から曲がるシュートを決めて先制点を挙げ、ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるチームを勝利へ導き、最下位から脱出させた。

スパーズと2年の契約を残す29歳は、前十字靭帯(ACL)の負傷から昨季終盤に復帰した。しかし数々の挫折に見舞われ、完全復帰は今回までずれ込んでいた。

「まだまだ与えられるものがある」

マディソンは「このクラブのために、まだまだ与えられるものがある」と話した。「僕は29歳で、まだ何年もプレーできる。自分を信じているし、このリーグでチームの助けになる資質はたくさんある」

トッテナムは昨季、降格をかろうじて免れた後、夏の移籍市場で新戦力に3億3400万ポンドを投じた。しかし、期待された効果はなかなか出ていない。マディソンは、チャンスを与えられたときに自分が足りなかったピースだと証明したかった。

そのような影響を与えられると思っていたかと問われ、マディソンはこう答えた。「そう願っていた。今週、ボス(ロベルト・デ・ゼルビ)と話し、シーズンの出だしが途切れ途切れだった中で、先発に戻るのにふさわしいタイミングだと感じていた」

「ただ良いプレーをして、自分の持ち味と、最後に先発した18カ月前からチームに欠けていたものを示したかった。ボスは僕に出場を求め、サイドから僕のプレーを楽しんで見たいと言ってくれた。うまくやれていたらいい。ああいうゴールはいつだって最高だ」

開始14分、トップコーナーに突き刺す

マディソンは開始わずか14分、モハメド・クドゥスのお膳立てから、正確なカーブをかけたシュートをトップコーナーに決めた。シーズン序盤に苦しんできたスパーズにとって、緊迫した夜の理想的なスタートとなった。

マディソンにとって、コヴェントリー戦前の最後の公式戦先発は2025年5月で、当時はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮を執っていた。スパーズは彼の不在中に苦しみ、昨季は降格をかろうじて免れた。

ゴールについて、マディソンはこう語った。「夢見るのはああいうゴールだ。ACLからの回復中の暗い日々には、ああいう瞬間やゴールを夢見る。それがいつもトンネルの先にある光なんだ」

カラガー「まだ靴の中に魔法がある」

解説者のジェイミー・カラガーは、マディソンがチームをつなぐ存在になれるかと問われ、シーズンに大きな影響を与えると予想した。

「彼はそういうタイプの選手と見られていると思う」とカラガーは述べた。「生まれつき、いつも笑ったり冗談を言ったりして、ロッカールームの周りを盛り上げようとする人間だ。大きな影響を与えると思う。過去にはクラブのキャプテンも務めている」

「攻撃の才能がたくさん加わっても、彼は自分より上の選手はいないと思っているはずだ。そういう性格だからね。私が選手に好むサッカー上の自信を持っている」

「最終的に彼がどこにはまるのかは興味深い。トッテナムには攻撃的なポジションに多くの選手がいる。特にクルゼフスキが戻ってきたからね」

カラガーは「マンデー・ナイト・フットボール」でも、ゴールを見る喜びを語った。「見ていて喜びだった。彼はサッカー界の本物のキャラクターの一人で、プレミアリーグにいてほしい存在だ」

「素晴らしい瞬間だった。あのような負傷をした選手には、もう戻れないのではないか、同じ選手でいられるのかという恐れがあるはずだ。まだ道のりは長いが、彼の靴の中にはまだ魔法が少し残っている」

クルゼフスキも526日ぶりに復帰

この夜、スパーズにとって心温まる話題はマディソンだけではなかった。デヤン・クルゼフスキがベンチから出場し、負傷による526日の離脱を経て、公式戦のピッチに初めて戻った。トッテナム・ホットスパー・スタジアムでの感動的な復帰となった。

マディソンは「今日はデヤン・クルゼフスキに本当に感動し、誇りに思った。それだけの期間離脱した後にピッチへ戻るときの気持ちを、僕は正確に知っているからだ」と話した。「ああいう瞬間やゴールがあるから、すべてが報われる」

マディソンはスパーズをつなぐ存在になれるか

この試合の主役はマディソンであり、スパーズが待望の勝利をつかめた大きな理由だった。ゴールがすべてを物語っている。

ただ、それ以外のプレーも、やや控えめながら際立っていた。深い位置に下がり、スペースを見つけ、ドミニク・ソランケの動き出しにパスを通し、ハーフスペースからクロスで脅威を与えた。

夏に多額の投資をしたにもかかわらず、スパーズは開幕6試合でちぐはぐで精彩を欠いていた。マディソンは、3億ポンド規模のスパーズというパズルのピースをつなぎ合わせる存在になれそうだ。それは自らのフィニッシュでも、他の選手を試合に絡ませる力でもよい。

この試合を土台にクラブが前進するには、マディソンを万全の状態に保つことが不可欠だ。

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